茶ーミーグリーンな生活

昨夜の連絡道でのこと。

私たちが連絡道に下りて行ったらすでにSTUD MUFFINのNaoくんが

お仲間と来て下さっていました。

地元で頑張っている子がいるなら応援したい。

よければ１０月にスタマで行われるライブの前座に出てもらってもいいし。

先日お店に寄った時に洋-hiro-くんの話を出すと

そう仰ってくれてたんです。


でももちろん出演を決めるのはNaoくんで

「路上やってるならこっそり生音を聴きに行きます」ということでの

昨夜のセッティングでした。


Naoくんたちは、私たちが連絡道に着くまでに

すでに少し演奏を聴いていてくれていたようで

少し距離を置いて立ち止まった私のところに来てくれて

「彼、すっごいですね。びっくりですよ！

　いやぁ、いいわ！

　いったいいつ、どこで見つけたんですか！？」

Naoくんからその言葉を聞いて、正直ホッとしました。

Naoくんのお店にはサーファーの方が多く出入りされ

お店のBGMにはゆる系のジャパンレゲイって感じの曲がよく流れています。

洋-hiro-くんのギターと歌に私がどんな折り紙を付けても

音楽って、やっぱり好みがあるし・・・

洋-hiro-くんにナイショでこんなセッティングをしながら

私は本当はたまらなく緊張してました。


１曲２曲で洋-hiro-くんを気に入ってくれたNaoくんは

私の到着前にすでに自分を名乗って挨拶は済んでいたようです。


そこから今度はhiroくんが少しのプレッシャーと戦いつつの精一杯の演奏、

オーディションモードにスイッチが入ったんでしょうね。


何度も聞いているのに

なんだろう・・・

昨夜は歌にもギターにも

普段と違う『気迫』を感じました。

持っているものを聴いて下さいって

前へ前へって溢れ出てくるものを感じました。


「ギター、上手いですよね。

　プロでもあそこまで弾ける人ばっかりじゃないですよ。」

「声もいいねぇ。疲れない。」

「彼ならイケますよ。」


そしてご一緒に見えてくださっていた方に

｢今日のこの空間をちゃんと憶えときなよ。
　彼は絶対くるから。」


私はNaoくんの言葉１つ１つに胸がいっぱいでした。


「なかささん、前座はやめましょう。」

「えっ？」

「30分やそこらじゃもったいないです。

　彼のライブ、メインでやりましょうよ。」


Naoくんの中には、すでに何かのイメージが出来てきてる感じ。


帰り際

「なかささん、いい人紹介してくれてありがとう。」

そう言って差し出されたNaoくんの右手をギュッと握って

「ありがとう」って言って、ハグしたら涙が出てきました。

「自分も出来るだけの力になりますから」

「うん。ありがとう。」


私に出来ることはこんなことくらい。

頑張るのはhiroくんで

hiroくんが頑張っているから

みんな応援したくなるんだよね。

ここからの展開は当人達にお任せです。

「その日」が決まったら

なかさｓ　完全BACK　UP体制で応援しますからね。


私たちはさっきまでの緊張感と

素晴らしい演奏の余韻を楽しみながら

途中ほろ酔いのSeyさんも来てくれて

少しだけ肩の力を抜いた演奏を

１時過ぎまで楽しませて頂きました。





私、知ってるよ。