しばらく前に買ってあった本を
やっと昨夜読みました
座っているのも苦手なので
時間がちゃんとあって（何の予定もなく）
体調がいいときに読みたいと思っていたのです
この本は本屋大賞ノミネート作のひとつで
掛川の高久書店さんに
ノミネートの中からどれか読みたいと相談したら
選んでくださったものです
店主の高木さんが私に質問したのは
「犬は好きですか？」だけ
短編になっていて読みやすいですし
またそのそれぞれの話が最後に繋がっている形で…
と説明してくださり買ってきました
もう今月の14日が本屋大賞発表の日
体調をあるけど、その前には読みたかったんだぁ
その時高久書店さんに伺ったメインは
芥川賞受賞の「推し、燃ゆ」だったのですが
高木さんが私とほんの数回会い
少しだけど話した中で感じた感覚で
何か選んで欲しかったのです
とにかく、、、
良かったです
私は本の中のコーシローという犬になったり
恋心を伝えられない高校生になったり
美術大学を目指す子に長男を重ねたり
どこが良かったか
どんなところに感情移入したかを書き出したら
止まらない自信1000%（笑）
短かな推薦文を書けるセンスが欲しい！
携帯がない時代の恋愛
ポケベルの時代
やっとピッチが出回りだした頃
お話の中に出てくる歌は
どれも私の中にもしみた歌たちでした
HOWEVER、first love…
生徒は3年でその高校を卒業していくけど
その学校で12年を暮らすことになった
犬の目や嗅覚を通して綴られ
またその犬を介することで繋がる人たちのお話
高校の卒業、そして進学は
間違いなく人生の大きな分岐点
桜の季節は別れと出会い、旅立ちのとき
この地域では桜はそろそろ終わりだけど
せっかく読むなら桜の名残のある
今のうちがオススメかも
桜の香りを感じたくて深呼吸がしたくなります
途中涙で読めなくなった箇所２箇所
キュンキュンは頻繁
涙ジワ〜も多数あり
高木さん、
本当に素敵な本を勧めてくださって
ありがとうございました
あ、もしかしたら
うちの長男が美術の大学に進んだことや
次男の暮らす三重が舞台って事もあって
私は他の読者さんの何割増しかになってる
可能性もあります由、ご了承くださいませ
読書リハビリ中の私ですが４時間強で読めました
掛川 高久書店
https://sites.google.com/view/books-takaku
