茶ーミーグリーンな生活

『茶ーミーグリーな生活』は昔のCM『チャーミーグリーン』の
おじいちゃんとおばあちゃんを目指して付けました
だけど結婚37年と2ヶ月目の2021年5月18日
なかさ1は私より一足先に風になりました
“上り坂・下り坂”そして本当に“まさか”だったね
ありがとう、そしてこれからも笑顔で生きていくからね♡


お寺deこんさあと

お寺deこんさあと


13日の「お寺deこんさあと」のこと。

何からどう言ったらいいんだろう。



あ!

一番の収穫は遠トリさんの中のhaseさんとJunyaさんのお二人でのユニット

「JAM」の名前の由来を知ることが出来たこと。

「Junya」and「Masahiko」で「JAM」だったんだぁ♪

結構単純。解りやすくて、もう忘れない。


JAMのお二人のセットリストは

♪Fly me to the moon

♪インスピレーション

♪愛の讃歌

♪青嵐(せいらん・オリジナル)

♪Lovin' You

♪哀愁のヨーロッパ


初めての場所で、ほとんどが初めてのお客様だからの選曲。

さすがですよね。どれも納得。

Fly me to the moon 私大好きだから初っ端からワクワク♪

でも残念なことも発覚。

この「お寺deこんさあと」が遠トリさんたち初「寺ライブ」だったんだってぇ。

あーん、本勝寺はタッチの差で2nd体験ということに・・・


お客様のノリが良かったですよ。

あったかくてウエルカムな空気が肌に伝わってくる感じ。

Junyaさんの超絶トレモロプレイの後に拍手が沸き起こったり

毎週金曜の夜、浜松駅前で10年間演奏していますと言えば

「お~!」とか「やっぱり上手いわけだ~」ってどよめきが起こったり。


でもね、でもね・・・

悲しいことがあったのですよ。

私たちは普段駅前の喧騒の中、遠トリさんの演奏を聞かせて頂いているから

たまにはチャージがあってもゆっくり聴きたくて足を運んだんですよ。

それもお寺という空間でスパニッシュギター♪

それはそれはとっても楽しみに。


ご家族4人でお見えの方が特等席、ど真ん中にいらっしゃいました。

子供は女の子が二人。

下の子はまだ幼稚園児くらいかなぁ?


お客様がうっとりと聴いている「愛の讃歌」のところで突然高らかな笑い声。

お姉ちゃんと遊んでいる中で自然に出てしまう声であることは解ります。

でも、でも・・・

お父さんは注意するんだけど、子供は治まらず。

ヒートアップしてくると立ち上がってふざけ出す。

この時はさすがにお客様の空気ちょっとピリピリしましたね。

おまけにお母さんは膝抱えて眠ってるし・・・

たぶん子供達というより、私はこのお母さんに怒れたんです。


そして「愛の讃歌」を演奏し終えたhaseさんが

自分はこの愛の讃歌が大好きで幾つになっても演奏し続けたい曲で

死ぬ前にも弾けるものであれば弾きたい曲だと紹介しました。

先立った夫に対して

「私はこっちの世界、あなたは天国。

 ただ住んでいる世界が違うだけで、愛し合う私たちの心は変わらない。」

と歌う究極の愛の唄なのだと説明。

そして

「もっと大きな目線に立てば人と人の愛の唄でもあり

 愛することで平和が生まれ、平和が保たれる。

 まさに先ほどお子様の楽しそうな笑い声がした時に

 あぁ日本が平和だから聞ける声なんだ、と思いました。

 素晴らしい演出をしてくれた今の女の子に拍手を!」


と機転の利いたMCでお客様の心を和ませてくださいました。

そして普段はストリートでやっているので、笑い声は気になりません。

どうか他のみなさまもリラックスしてお聴き下さい、と。


もうhaseさん素敵すぎです!!


でもその言葉を受けてか否か・・・

その後も絶好調の子供達。

そしてさっきまでと違い、急に慈愛に満ちた空気となった会場のみなさん。


でも、でも違うよ!!

私はゆっくり楽しんで聞きたかったんだよ。




格式ばったコンサートではないのでお子様を連れて来るな、

とは思わない。

小さいうちから色々な経験をさせて、感覚を刺激してあげることは大事。

でもね、公の場はマナーをしつける格好の場でもあるんだよ。

せめて親のそういう態度が見られれば

頑張ってるなって暖かい視線で見守れたのに、

やっぱり母親寝てるしムカッ


素直にhaseさんの言葉を受け入れられた方もおありでしょうが

みんなお金を払って聴きに来ているお客様で、、、

少なくとも私は親御さんの対応に納得いかない!

そんなことが頭の中をぐるぐる渦巻いてJAMの演奏に集中できない。


そうなると、今度その矛先が自分に向かってくる。

「こんな程度で集中できない私が悪いのかもしれない。」

「もしかしたら私以外の人は、さっきのhaseさんの言葉に感動し

 子供たちの笑い声も、座布団の振り上げも、、、

 心から受け入れて

 『平和だなぁ』って幸せの1シーンの様に思っているのかもしれない。

 私の器が狭すぎるのかも。

 自分だって、自分の子供達だって大した人間じゃないのに

 他人様に説教する資格なんてないくせに・・・」

そんなモヤモヤした心のまま

あっという間にJAMのお二人の演奏が終わってしまったのでした。。。



そして第二ステージへ




1stセット終了後、私たちは子供が視線に入らないように

後ろの隅のほうに座る位置を移動。

やれやれ・・・と思っていたら、

面倒を見るのに疲れたのかお父さんと子供達は廊下に。

そして・・・


さっきまでの窮屈な空間から開放され

元気よく走り出す子供たち。涙

休憩時間中に廊下の近くに移動してしまった私たち。

もう私、限界。。。

次走ったら止めに行こうと腹をくくった。

すると次の駆け足が聞こえた時

私より先に立ち上がり注意をしに行って下さる方がありました。

ありがとうございます。

これでゆっくり2部のアコースティックの弾き語りが聴けます。



2部はアコースティックギターでの弾き語りとのことで

とても楽しみにしていました。

新しいミュージシャンとの出会いは毎回ワクワクです。

もともとはロックをやっていたとかで

「お聞き苦しいかもしれませんが」という前置きをして演奏が始まりました。


始まった曲は激しいストロークでジャカジャカ系。

そんなに広くない本堂の中

素晴らしい声量で最初から最後まで声を張り上げて

熱い思いを「これでもか、これでもか!」って歌われる方で・・・

曲が変わってもスタイルは変わらず・・・


ごめんなさい、、、

先の子供の件の疲れもあってか気分が悪くなってきて

こりゃヤバイ、と思って中座させて頂きました。


きっと違う場所で、違う人たちと聞いたら

全く違って聞こえるのかもしれません。

実際彼の唄を聞いて感動した方が

自分の会社の「社歌」に採用したというお話があったくらいなので

素晴らしいミュージシャンであることは間違いありません。


車に戻り、深呼吸をして

服のウエスト部分を緩めながら考えていたこと。


洋-hiro-くんのライブをさせて欲しいとsimusimuの所に行ったときのこと。

数曲演奏を聴いたsimusimuから感想や課題めいたものを頂戴し

それを一旦自分の中にとりあえず仕舞い込んだ後で

hiroくんがsimusimuに言った言葉。


音楽の五大要素の話。

「音楽の要素にはテンポ、リズム、音程、メロディの他に

 環境や時代、時間、誰にたいしてなど、、空間認識も踏まえて

 全部がひとつになって音楽となるのだと勉強したことを思い出しました。

 ありがとうございました。」


昨日のあのライブは、まさに「広さ・客層・夜という時間」

hiroくんが言う所の「空間認識」に対して

もう少し考慮の余地があったのではないだろうかと思ってしまう。


アーティストにはそれぞれの色があることを考えると

それは企画する方に必要な配慮なのかもしれない。

なぁ~んてね。

・・・音楽のことは全然詳しくないんだけどさ。

勉強になりました。




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    この記事へのコメント :
    なかささん☆私も同感です。やはり、公共の場ではマナーを守ることを教えないといけないと思います。
    注意できる時はやさしく?言って、言えない時には私も場を外すと思います。みんなが楽しんでいる時に迷惑になることはやってはいけないとちゃんと言ってきかせるべきです。(`・ω・´)
    Posted by チカママ at 2010年06月15日 21:54
    なはははは。

    Street Liveしていると、どれだけ「マナーやエチケットを守る。」
    事に気を付けていない人々が多いことがわかります。
    ただゴミを捨てる・・・なんてもんじゃありません。
    ガラスの器を落として割って、そのまま行っちゃうんです。
    Live中断して片付けましたですよ。
    もし、誰かがそれで怪我をしたら・・・と思うと気が気じゃありません。
    そして、周りにいた多くの人々は誰も手伝ってはくれません。
    (期待はしませんが・・・)
    判ることと言えば・・・何かがずれて、そのままずれっぱなし・・・
    って事です。

    Haseさんたち遠トリの皆さんとは同じ場所を共有していましたので
    その気持ちが良く判ります。
    少なくともあちきは遠トリの皆さんをリスペクトしていましたし・・・

    Hiroくんの言っていたことも良く判ります。
    それは表現者としての要素なんです。
    企画者の要素ではありません。
    逆に言えば、表現者としての要素を併せ持った企画者であるのが
    理想なんです。

    あくまでもアマチュアであるので、私見ではありますが、あちきのように
    個人で音楽(唄)を嗜んでいる場合、プロデューサー、ディレクター、
    コンポーザー、ソングライター、シンガー、音響、構成作家などをすべて
    兼ね備えなくてはなりません。
    すべてこなすことは困難ですが、意識しておく方が良いように思います。
    あちきのLiveを見て「MCが巧みですねぇ」っていう音友さんもいますが、
    その前にあちきが台本を書いていることを知りません。(笑)

    やっぱ、がちゃがちゃした音楽や、叫び系の唄は望みませんね。
    ゆったりと癒し系の方がいいでし。
    Posted by “唄唄い”COACHでし。涙色の街へようこそ! at 2010年06月15日 23:37
    やはり、こういう場には、、、、、子供連れは(@_@;) 
    マナーを守れる自信が無ければ、連れて行かない方がいいですね。
    連れて行っても、その場の合った姿勢を教えるのが、親ですよね。

    <全然違った角度からの声として>・・・・・聴ける耳・見える目・がある事に感謝(●^o^●)
    Posted by えこえこ at 2010年06月15日 23:56
    ☆チカママさん、ありがとうございます。

    子供に長時間の集中力は難しい。
    でも、イイ音楽に触れさせてあげたい。
    だったら迷惑を少しでも掛けない場所に座ることもありだったと思うのです。

    いやいや、、、
    その前に、親があんな風に寝るんだったら
    ど真ん中、真正面はアーティストさんに失礼だとも思うのです。
    本当に勉強になります。
    マナーがなってない親はあ、だれが躾けたらいいのでしょう。
    私は気付いててはいても、声を掛けることろまでまだ、、、できません。
    その後の空気を考えると、怖くて。。。

    だったらこんな風に偉そうにブログで語るなよ!・・・ですよね。。。
    ごめんなさい。


    ☆COACHさん、あのhaseさんの機転の利いたコメントには本当に感動しました。
    ストリートやステージをたくさんこなしてるだけのことはあります。
    MCでいっぺんに空気が変わりますね。
    それを体感しました。

    haseさんもコメントではあんな風に仰りながらも
    静かに聴きたいだろうお客様にはごめんなさいって思いで
    心の中は苦しかったのではないかと察します。

    あんな時主催の方の動きはどうあるべきだったのでしょうか?
    haseさんの言葉で場が和んだので、そのまま突き進んだのでしょうが…
    もう20年、41回のライブを行ってきたということで
    いろいろなノウハウはおありだと思うのですが。

    なんて事に心を割いてる自分に笑えてます。
    結局私の集中力の無さが一番の問題かもね。
    もっと修行を積まなくちゃ!!


    ☆えこさん、こんばんは。

    子供が小さい時には親が楽しめることって制限がつきますよね。
    私もそんな時を過ごしてきたので、
    少しでも子供と一緒に色々な場に出て行こうとする親御さんの姿勢には
    拍手を送りたいし、理解はしたいのですが・・・
    今回は残念でした。

    実は、お寺さんで心を荒立ててしまったことがずっと気掛かりでした。
    せめて最後にもう一度手を合わせてくれば良かったと後悔。

    あの晩は反省の夜でした。



    なかさ2
    Posted by なかさなかさ at 2010年06月16日 01:23
    なかささん、こんばんは。

    日曜日はごあいさつもできず、すみませんでした。

    せっかく静かで落ち着いた場所でのライブをお楽しみいただこうと思っていたのですが、思わぬ事態で私も恐縮しています。

    先日のライブではお客様にアンケートを書いていただいていました。演奏後、主催者と演奏した私達全員でお客様全員のアンケートを拝見しましたが、なかささんと同様のコメントが少なからずありました。

    演奏しながらも気になっていましたので、何よりもお客様の空気を和らげなければと思い、あのMCは愛の賛歌を弾きながら考えていました。

    正直、親御さんに落ち度があったのは確かだなと私も思います。そして主催者のご住職も、お客様のことを思って、もう少し気遣いされるといいかなと思いました。私達は平気なのですが、お客様にはいいことではありませんからねぇ。。

    そこで後半の朴さんの演奏では、なるべくご迷惑をかけないように、控え室でお二人のお子さんは私とJunyaさんで相手をしていました。


    このコンサートは、クラッシックの演奏が多いみたいですが、きっとクラッシック奏者のコンサートであれば、もっとぎすぎすした空気になっていたでしょう。
    演奏にもかなり影響したかと思います。

    やはり、親御さんであり、ご住職であり、お客様のことを考えてもう少ししっかり対応すべきだったなと思います。

    次回のコンサートでは、じっくりリラックスして聴いて頂けると思います。
    これに懲りずに、今後ともよろしくお付き合いくださいませ。
    Posted by hase at 2010年06月17日 00:17
    昨年、豊岡にある美術館で観月会なるものがあり
    初めて参加したときのことです
    音大の学生さん(妙齢の女性)がキーボードとヴァイオリンで
    演奏してくれました。

    こりゃいいわい と
    うっとりしてたそのとき
    「チャラリ~ン」とシャメの音
    ほとんどの人がギョッとして音のするほうを見たら
    中年に差し掛かるお兄ちゃんが立ち上がって更に撮影

    その後もやめる気配が一向になかったので
    演奏中でしたが
    「音が出ないようにしてください」
    とお兄ちゃんに向かって言ってしまいました
    そしたら
    「もうやらないから」

    しつけのよろしい育て方をされてきたんだなあ、と
    思いましたね
    親の顔が見たいとはこのことで。
    Posted by tama at 2010年06月17日 11:34
    ☆haseさん、おはようございます。

    haseさんの対応には本当に感心しました。
    普段の駅前でのパフォーマンスの経験プラス
    色々な場所での演奏経験の抱負さならでは、
    そしてhaseさんの機転の良さならではだと、勉強になりました。

    って、私がいつ活かすんだい!って話ではありますが・・・(笑)

    ちゃんとアンケートを読まれるんですね。
    その姿勢が「お寺deこんさあと」20年の実績に繋がっているんですね。
    また苦言でも、書いてよかったと思わせていただけました。

    次は、かぶりつきの席確保で行きます!!
    御丁寧なコメント、ありがとうございました。


    なかさ2
    Posted by なかさなかさ at 2010年06月17日 14:06
    ☆tamaさん、そんなことがあったんですね。

    音楽を愛する底辺が拡がるのはとてもイイコトだけど
    大人なら自分で普通に良し悪しを判断するべきとこですよね。

    美術館、普通は撮影禁止なのですが
    長男達学生の展示は撮影可だったりすことがあります。
    「但し、携帯はダメ。」
    やっぱり音がするからです。

    それをちゃんと入り口や会場の所々でデカデカと説明してないから
    初めは遠慮していた方が、私がデジカメで撮ってるのを見てから
    鞄から携帯を取り出して、あっちでシャラ~ン♪こっちでシャラ~ン♪

    デジカメで撮ってる私が「携帯写真はダメらしいですよ」って言うのは
    なんか言いにくくて、モヤモヤしたまま帰ってきたことがあります。

    まぁ「知らない」「気付けない」人には、ちゃんと教えてあげるべきなんだけどね。
    それができなかったことで、また凹む。
    こう見えて結構小心者で、面倒くさがりやです。


    なかさ2
    Posted by なかさなかさ at 2010年06月18日 00:50
    うるさい爺さんも必要なんだろうね!
    Posted by tamatama at 2010年06月21日 19:37
    ☆tamaさん、私ももう一息でtamaさんの側にいけそうな気がします。
    がんばります!


    なかさ2
    Posted by なかさなかさ at 2010年06月22日 13:38
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