今日の夕飯の一品、ポテトサラダ。
ポテトサラダ作ると私はお母ちゃんのことを思い出す。
2003年1月
お正月に久々に実家に行くと、お母ちゃんは息が苦しそうだった。
明らかに貧血のひどそうな顔色。
足腰も痛そうで部屋からトイレに行くのもしんどそう、
二の腕はまるで太もものようにパンパンにむくんでいた。
すごくビックリした。そんな風になるまで気付いてやれなかった事にショックだった。
それでも医者に行かないと言うお母ちゃんの説得と
毎日仕事を頑張ってくれているお父ちゃんのために
妹と私は仕事を早退したりしながら浜松の実家に戻り
交替で夕飯の支度をしに行くことにした。
私が当番のある日、マカロニサラダを作った。
するとお母ちゃんは、マジでむっとした顔をして言った。
「マカロニサラダが好きなのはじいじ!
ばあばはポテトサラダが好きなんだからね。
そんくらい憶えといてよ!」
って・・・
カラダがあんな状態でも、そう言ったお母ちゃん。
それからあっという間に逝っちゃうってわかっていたら
私もムッとなんかしなかっただろう。
「ごめん、ごめん。母親の好みも知らなくてダメな娘だやぁ。」
くらい言えたかも知れない。
でも、そんなこと分からないから、
「こっちは自分ちの事放って片道30分以上掛けてきてるのに、なんじゃ、その言い草は!」
なんて言いたいのをグッと堪えたのを憶えている。
それからポテサラ作るとお母ちゃんを思い出す。
晩ご飯のとき、お母ちゃんの写真の前にポテサラを供えた。
お母ちゃん、今日のポテサラの出来はどうかなぁ。。。
ポテトサラダ作ると私はお母ちゃんのことを思い出す。
2003年1月
お正月に久々に実家に行くと、お母ちゃんは息が苦しそうだった。
明らかに貧血のひどそうな顔色。
足腰も痛そうで部屋からトイレに行くのもしんどそう、
二の腕はまるで太もものようにパンパンにむくんでいた。
すごくビックリした。そんな風になるまで気付いてやれなかった事にショックだった。
それでも医者に行かないと言うお母ちゃんの説得と
毎日仕事を頑張ってくれているお父ちゃんのために
妹と私は仕事を早退したりしながら浜松の実家に戻り
交替で夕飯の支度をしに行くことにした。
私が当番のある日、マカロニサラダを作った。
するとお母ちゃんは、マジでむっとした顔をして言った。
「マカロニサラダが好きなのはじいじ!
ばあばはポテトサラダが好きなんだからね。
そんくらい憶えといてよ!」
って・・・
カラダがあんな状態でも、そう言ったお母ちゃん。
それからあっという間に逝っちゃうってわかっていたら
私もムッとなんかしなかっただろう。
「ごめん、ごめん。母親の好みも知らなくてダメな娘だやぁ。」
くらい言えたかも知れない。
でも、そんなこと分からないから、
「こっちは自分ちの事放って片道30分以上掛けてきてるのに、なんじゃ、その言い草は!」
なんて言いたいのをグッと堪えたのを憶えている。
それからポテサラ作るとお母ちゃんを思い出す。
晩ご飯のとき、お母ちゃんの写真の前にポテサラを供えた。
お母ちゃん、今日のポテサラの出来はどうかなぁ。。。
亡くなった方に対しては、やっぱり思いますよね。
その時生きている現実があるのだから仕方のないことだと思います。
今、新じゃがが、とても美味しいので、
ポテトサラダ・・・お母様もきっと大喜びですよ(*^_^*)
お母ちゃんの素直に「ありがと」って言えずに
ひねくれたこと言って誤魔化す悪い癖を
どうやら私、受け継いじゃったみたいで・・・
でも気付いたからには、意識してなるべくたくさん「ありがとう」を言える様にって思ってます。
なかさ2