働くということとカジェルの森
先日から少しずつ
身の回りの片付けをしている。
それは健常の人にとったら
笑っちゃうくらいの
量とスピードなんだけどね。
こんな気持ちになれたのは
就職できた事が大きい様に思う。
もはや、退院して何年何ヶ月だと
指折り数えることはやめて、前を向く。
新しい生活をスタートするんだ。
カッコよく言うと、そんな感じかな。
それと、限られた時間しかないと思うと
それ以外のこともテキパキと動けるんだよね。
子供の就学を機に会社を辞めたとき
よく思ったっけ。
子供の写真も、勤めていたときの方が
マメに切り貼りしてアルバムを作っていたのに
なぜ今はそれが出来ないんだろう、って(笑)
そんな事を思いながら少しずつ片付けしてる。
服は衣替えをきっかけに断捨離を心掛け
すでに何袋か処分した。
それと並行してやり始めたのが、、、
呆れる人もあるだろうけど
私が脳出血で入院していた時の
ベッド周りにあった諸々のものを詰めた
段ボール箱の片付け。
はい、今更のです(汗)
もちろんすぐに必要な物もあったので
いつでも探せる様に
私の今のベッド脇に置いたままにしていたの。
看護師さんやヘルパーさんに
まるで引っ越しだね、
と言われた私の半年間の荷物は大量。
季節も夏、秋、冬と巡っていたから
段ボールいくつになったろう。。。
退院して2年8ヶ月が過ぎた。
とにかく今、箱の中に触らずにあるものは、
基本要らないものだと思われるが
万が一のために全てパパッと目を通している。
その中で私の目に留まったのは
ひろはまかずとしさんのカレンダー。
12枚の言葉を改めて読み直す。
きれい事なんかじゃない。
交通事故から障害者となった彼の
体験から出る言葉にウンウンと頷く。
中でも、この言葉が今の私にズンッときた。
誰かに助けを頂かなければ
まともに生活出来ない我が家。
だから自分の事は奥に仕舞う。
少しばかり無理して頑張ってるから
周りの方は手助けしてあげたくなるんだと
そう思っている私。
我慢を5回くらいしたら
1回の我が儘を通させてもらおうかな、、、
それが私のスタンス。
ここに書かれた三大要素の
全部はクリアできなくても
「自分を一番大切にしているか」ということは
これから毎日でも自分に問いながら暮らそう。
あ、そう。
「けっして無理してないか」については
私なりの持論がある。
やっぱりちょっとくらいの無理かもを
とりあえずやってみたいのだ。
ま、少なからずM的要素が
私にはあると思われる。
ちょっと無理して頑張ってる自分が
好きなんだと思う(笑)
要はナルシストなんだ、たぶん。
だから、そこはいいとしよう(笑)
もう、今なら私の足と運転で行けるから
近いうちに行ってみたいな。
ひろはまかずとしさんのアトリエ
「カジェルの森」
蒲郡市金平町上の坊20
tel 0533-57-1439
年末年始以外年中無休
10:00〜17:30
関連記事