聡ちゃんと♡本勝寺編

なかさ

2019年06月29日 19:56

27日(水)今は沼津に暮らす
長男のお嫁ちゃんが来袋。

目的はうちから車で数分の所にある
「げんらく」さんで、30日まで展示されている
杉浦晴香さんの作品を観に来る為。

晴香さんと嫁の聡ちゃんは浜松のお蕎麦屋さん
naruさんで一緒にアルバイトをしていた仲間。

せっかく来てくれるので、げんらくさんの前に
私が勝手に考えたデートコースに
付き合ってもらいました。

お蕎麦が大好きな聡ちゃんに
本勝寺のご住職が打たれるお蕎麦を
食べさせてあげたかったんだぁ。




なかさ1と聡ちゃんはお蕎麦を。




私は田舎ごはんを頼みました。
ラストデイにお蕎麦に来れるかも、と。




このちりめんじゃこ、
山椒の実が少し入ってて美味しい♡
お味噌汁もなすとピーマンの味噌炒めも♡
蕎麦味噌のきゅうりも♡

もちろん食後の紫陽花デザートも必須。
聡ちゃん、あんこ、小豆好きだもんね!




そして食後のデザート後の飲み物は
なかさ1がホットコーヒー。
私と聡ちゃんがお抹茶。

あ、写真ない(笑)

私が大好きな木彫りのスプーン。




森町に暮らしたアイヌの作家さんの
木彫りのスプーン。
アイヌの文様からデザインされ
丁寧に施した彫りがあったかい。

ご長男のシムシムは私がこのスプーンを
好きなのを知ってくれていて
珈琲はブラックなのに
添えてきてくれたんだよね。

そしてお抹茶にはこんなに可愛い干菓子が。




6匹の猫ちゃんが暮らす本勝寺らしいね。
ごちそうさまでした。

お庭の紫陽花はもう終盤。
その中で唯一目を惹くのはアナベルだね。




そして帰り際に踏み石を聡ちゃんに振ると
えええええっ!?




今まで何人もの人をここにご案内したけど
ここを平気に歩いたのは二人目!

「お母さん、私大丈夫です」

でも途中から石の細かさが変わって
「かかとが痛いですっ!」と半分で断念。

でもね、嬉しかったな。
こういうの振ってもノッてくれない人の方が
多いもんね。

そうそう、水琴窟も教えてあげたら
ちゃんとやってくれたりさ。

そんな聡ちゃんが好き。
もしかしたら私に気を遣ってくれて
ノッてくれてるのかもしれないけど
私は素直にソレに甘えちゃいます。
ありがとね。

さて最後に本堂の入り口の彫刻を観ていたら
シムシムが地蔵庵のお客様が少しすいたのか
そばに来てお話をして下さいました。

去年長男たちが挙式をした時に
連絡をしなかったことを怒られ(笑)
新しい生活のことを聞いたり
こちらからも修行?寺務のお手伝い?の事を
質問したり、
今幼稚園の年長さんだという子供さんの話を
聞いたり
同級生の近況などを教えてもらったり
歴史を継ぐ事の大変さや大事さの話をしたり。

聡ちゃんも、直接の友達ではなくても
ちゃんと話に加わって、楽しい時間。
いつも感心するんだけど、
聡ちゃんは聞き上手の話し上手。
ええ子や♡

また私は気になってた本堂の入り口の
彫刻についてシムシムに質問しました。

「あの人はお相撲さん?お猿さん?」




「力神(リキジン)」という
チカラの神様だそうです。
確かに太く逞しい腕と身体で梁や屋根を
支えています。

ただお寺さんに力神は珍しいのだそう。
遠州では屋台に施されたりもしているようです。
秋葉神社の力神

江戸時代のもので、諏訪神社などでも
お仕事をした、立川流の人の仕事なのだそう。
すごいなぁ。

これからもずっと続く歴史を繋ぎつつ
シムシムならではの新しさも加えつつ
その流れの中で、ただ流されるのではなく
生きていくんだね。

頑張れ、シムシム。

そして、そうしてそこにいてくれる事で
長男たちがこっちに帰ってきたときの
拠り所になるんです。
ありがとう、シムシム。

っつーか、長男が居なくても
私がいっぱいお世話になってるし!

これからもよろしくお願いします。

帰りの車の中で聡ちゃんが言いました。
「私は高校時代にあんな付き合いはなかった。
 あんなふうに心配してくれたり
 真剣に怒ってくれる関係とか
 凄く羨ましいなぁって思って
 お話聞いてました。
 式のときに呼ぶ人を大学の友達って
 範囲を決めちゃったけど、
 来てもらえばよかったなぁ」

うんうん。
友達を大切にする二人だから
改めてそんな事を考える機会が持てて
よかった、よかった。

いい友達に恵まれてるね。
これからも大切にしようね。

関連記事